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はじめての記憶~野口五郎その2~(120129) [野口五郎]

 野口五郎さんについての「はじめての記憶」の第2弾です。



1 はじめてのシングル


  五郎さんはこれまでに60枚のシングル盤をリリースしていますが、私としては、26枚目の「愛よ甦れ」(昭和53年・1978年2月21日発売)を買ったのが初めてです。当時、中学1年生でした。平尾昌晃先生のスケールの大きな曲と、藤公之介先生のロマンを感じる詩と、それを熱唱する五郎さんの歌がかっこいいです。
 「愛よ甦れ」から「Sweet Rain」までの35枚のシングルは、全部持っています。

 「愛よ甦れ」までのシングルは、というと、「ゴールデンヒットアルバム 博多みれんからむさし野詩人まで」(昭和52年・1977年3月10日発売)というシングルを集めたベスト盤のLPや、「風の駅/季節風 野口五郎全曲集」(昭和52年・1977年発売)というカセットを通して聴いていました。
「ゴールデンヒットアルバム」には大型ポスターが、そして「風の駅/季節風 野口五郎全曲集」にはグリーンの紙製オペラグラスが特典として付いていました。

 そして、ついに五郎さんの61枚目のニュー・シングルがこの春に発売決定!どんな歌なのか、今からすごく楽しみです!



2 はじめてのコンサート


 初コンサートは、中野サンプラザで開かれた「GORO IN USA 五大都市コンサート」(昭和53年・1978年8月4日)です。

 朝日新聞にこのコンサートの記事が載っていて、赤羽のおばさんにチケットを取ってもらって、夢が叶いました。

 当時の五郎さんは、というと、深町純先生やアメリカの一流ミュージシャンと一緒に「ロサンゼルス通信」というアルバムを作った後で、このアルバムの曲はもちろん、そのころのアメリカのヒット・チューンをいっぱいプレイしてくれました。

 この時、初めて生の五郎さんを見たわけですが、五郎さんが登場した瞬間、サンプラザのステージがすごく小さく感じられました。つまり、自分にとって憧れでビッグな存在である五郎さんが、ものすごく狭い空間(小さな小学校の体育館のステージみたいな所)で歌っているように感じたのです。これは今にして思えば相対的な話で、五郎さんの存在が大きいが故に、サンプラザのステージが小さく見えたのでしょうね。

 目の前で、所狭しとしなやかに動きまくり、歌いまくり、ギターを弾きまくる五郎さんは、期待以上の姿でした!



3 はじめての演劇


 博品館劇場で行われた萩本欽一演出「ブラック・コメディー」(平成7年・1995年)がはじめてです。
 私はずっと立見でしたが、疲れも忘れて最後まで舞台に釘付けでした。

 実は私、演劇も大好きで、夢の遊眠社・第三舞台・キャラメルボックスなどの公演も色々と見ましたけど、五郎さんってさすがミュージシャンなだけあって、間の取り方がすごくうまい!そのことは「カックラキン大放送」でも既に承知していましたが…。
 あのこだわりの強い欽ちゃんが、コメディーの名作「ブラック・コメディー」をやるに当たって、キャストに五郎さんを選んだことも、今にして思えばすごい。
この「ブラック・コメディー」は大好評で、平成8年に再演、平成9年に再々演。もともとすごく面白い設定で、よく考えられた話なんですけど、五郎さんはそれを見事に演じていました。

 そう言えば、コンサートにおいても、「愛の肖像」「僕にとって青春とは」とか「朝帰り」「もしも」等、歌としてはかなり長い、ストーリー性のある作品をスラスラと覚え、自分の中でしっかりと解釈・納得し、熟成させ、ステージでは驚くばかりの感情移入をして感動や笑いを呼び起こした五郎さんです。根っからの表現者なのですね。



 今年56歳になる五郎さんにとって、2012年は56年!
 いつまでたっても永遠の音楽少年・音楽青年の輝きを放ち続ける五郎さんを、これからも応援します!


ついに仮面ライダーデビュー?(120121) [育児]

 先日、長男のmog2世(3歳4か月)が、近くのショッピングモールで行われた仮面ライダーショーを見ました。
 以前は、ヒーローショーを見ても怖がっていたのですが、今回は最初から最後までじっと見ていました。
 興味が出てきたようです。

 それからは、テレビの「仮面ライダーフォーゼ」「ゴーカイジャー」などを見るようになりました。
 まだ、各ヒーローに関する豊富な知識を身に付けているわけではありませんが、そのうちハマッていくのでしょうか。
 そして、好きなヒーローのおもちゃとかをどんどん欲しがるようになるんでしょうか。大丈夫かな、我が家の経済状況。



 でも、考えてみれば、自分も子どものころはヒーローものが大好きでした。ウルトラマン・シリーズにも夢中になりましたが、特にお気に入りだったのは仮面ライダーシリーズでした。石森章太郎先生の作品は、どれも大好きです!

 ちなみに、初代仮面ライダーのテレビ放送が始まったのが、小学校低学年のころです。


 そして、講談社の『テレビマガジン』という雑誌に、仮面ライダーのことがいっぱい載っていたので、毎月買っていました。


 ある時、その『テレビマガジン』に、「仮面ライダー99の秘密」という記事が載りました。100はでなく、99というのが、ある意味かっこいいです。
 Q & A方式で、仮面ライダーの得意技とか、仮面ライダーの乗り物「サイクロン」の性能などが書かれていたように記憶しています。当時の私は、それを読みながらワクワクしました。


 今でも覚えているのですが、そんないろんな「秘密」の中に、こんなものがありました。


Q 「本郷武の好きな季節は?」


 えっ、それって「秘密」にしておくことか?ばれたらまずいことか?

 本郷猛とは、仮面ライダーに変身する人の名前ですが、本郷猛の何気ないプライベートにまで突っ込んでいます。


 ちなみに、その「秘密」の答えは、次のような感じでした。


A 「冬。寒い冬の朝に走って、冷たい空気を吸い込むと気持ちいいぞ!」


 こうなると、本郷猛というよりは、それを演じる藤岡弘さんの意見では? あるいは、原作者の石森先生にインタビューしたのでしょうか? いずれにせよ、妙に実感がこもった答えです。


 でも、これが「秘密」ならば、こんなことだって「秘密」になるのではないでしょうか。勝手に考えてみました。


  Q 「本郷猛の好きなアイドルは?」

  Q 「本郷猛の初恋は?」

  Q 「本郷猛の忘れられない失敗談は?」

  Q 「本郷猛のお気に入りの温泉は?」


 何なんだ、この緊張感のなさは?

 そのうち、こんなことも「秘密」として取り上げられるかも。


  Q 「肉まんとあんまんとピザまん、どれが一番好き?」


 世界の平和を守るヒーローとして、そんなこと、どうでもいいじゃねえか!仮面ライダーも、こんな三択に答えないでよ。

 でも、仮面ライダーも、ついつい言ったりして。

   「どれもだ~い好き!」



 そもそも、こんなことがヒーローの「秘密」と言えるのか?(Qを考えたのは私ですけど…。)

 天下の仮面ライダーが、こんなユルユルのノリでいい訳がないでしょ、ねえ?


 それにしても、約40年にわたって今もなお存在し続け、子どもの心を(そして、大人も…。)とらえて離さない仮面ライダーって、すごい!日本の男の子の通過点であり、原風景であり、なおかつ現在形ですよね。

 石森先生のマンガはいっぱい持っていますが、人の心を魅了し続ける石森先生って、やっぱり天才です。

はじめての記憶~野口五郎その1~(120114) [野口五郎]

 突然ですが、新コーナー、始めます!

 …というか、そもそも私のブログに、「コーナー」なんてあったのでしょうか。
 まあ…、♪そんなこと、どうでもいいじゃない~!


 新コーナーのタイトルは、「はじめての記憶」です。
 私が大好きな「人」「もの」「こと」の最初の出会いを思い出す、という内容です。
 ちなみに、「mogは何が好きか?」ということについては、私のブログの「プロフィール」をご覧ください。結構、多趣味でしょ?


 それにしても、「誰か」や「何か」を好きになるって、素敵なことですよね。私自身、そんな素敵な瞬間を振り返ってハッピーになれたら、と思うのです。


 …というわけで、記念すべき第1回目は、「野口五郎」さんについて語りたいと思います。音楽好きな私ですが、ファン歴が一番長いのが五郎さんです。もちろん今も、大ファンです。

 しかしそもそも、なぜ、こんなに長い間好きなんでしょうか?ちょっと「自分探し」の旅に出かけてみますね。


1 はじめての記憶

 私がはじめて五郎さんを知ったのは、小学2~3年生のころです。「オレンジの雨」(昭和48年・1973年3月21日発売)を歌っている人、というイメージが最初です。
 同じクラスの友達のS君が、「♪どうでもいいじゃない~」と歌っていて、一緒になって歌ったことを思い出します。


2 はじめてのCM

 テレビで見た明治製菓のチョコレートのCMが最初です。
 コンサートにおいて、熱狂的なファンの人たちの前で、「歌がある限り」を熱唱する五郎さんの姿を見て、子どもながら、「この人、すごく心を込めて、全身を使って力いっぱい歌っている!キラキラした、いい声だな~!」と思いました。
それにしても、「歌がある限り」、名曲ですよ!でも私、まだこの歌を生で聴いたことがないんです。ぜひ、聴きたい!


3 はじめての録音

 番組名は分かりませんが、歌番組で「甘い生活」(昭和49年・1974年10月20日発売)を歌う五郎さんの声をラジカセで録音しました。今も、そのカセットテープは残っています。
 最初から最後までファンの歓声が鳴り響いていてものすごいのですが、当の五郎さんは、歌の世界にどっぷりと入り込んで、切ないバラードを丁寧に歌い上げています。
 このころ、私自身は五郎さんのファンだという意識はありませんでした。ただ、あえて「甘い生活」を録音したということは、私の心のアンテナに引っ掛かるものがあったのでしょうね。


4 はじめてのラジオ番組

 土曜日の夜10時30分から放送されていたニッポン放送の「ハロー・ゴロー・ラブ・ラブ・ラブ」で、ラジオの世界の五郎さんに出会いました。
 この番組の素晴らしさについては、過去の記事にも詳しく書いています。
 この番組から、五郎さんのすごさが伝わってきました。
 五郎さんって、トークも上手だし、「ゴロー・メルヘン」における朗読もうまいし、番組内でかける音楽のセンスも抜群だし、「ゴロー・スペシャル」におけるコントも作りこんであってすごく面白かったです。とってもとっても濃厚な30分間でした!当時、アイドルとしてハードな日々を過ごしていた五郎さんが、ここまでやっていたことに感動します。
 今も番組のいくつかが、カセットテープに残っています。
 この番組、最高!
 博品館のライブは芝居仕立ての構成が色々とあったけど、いつかそんな感じで、この番組をモチーフにして、ライブをやってほしいな。ラジオのパーソナリティーとしての五郎さんを、生のライブで見てみたいです。


5 はじめてのアルバム

 「ハロー・ゴロー・ラブ・ラブ・ラブ」の中で、アルバム「GORO IN NEW YORK 異邦人」(昭和52年・1977年9月10日発売)に収録されている曲が何度か流れました。その曲がどれも素敵で、埼玉のおじさんからこのアルバムを買ってもらいました。
 今でも大好きなアルバムです。トータルで聴くアルバムとしては、一番好きかも。


 ああ、五郎さんについては、まだ語り尽くせません。また、このコーナーで触れることにします。 


 それにしても、ついに五郎さんの新曲がこの春に発売決定!
 うれしいです!期待が高まります!待ち遠しいです!


合言葉はどこへ向かうのか?(120114) [くらし]

 私が、小学校の4・5年生のころだったでしょうか。避難訓練に当たって、担任の先生から「おはし」という合言葉(標語?めあて?)を教えてもらいました。


  お…押さない
  は…走らない
  し…しゃべらない


 災害時に避難する時のポイントを3つに絞り、その頭文字を取って、「お箸」という身近なものと結び付けたこの合言葉は覚えやすく、大人になった今でも思えています。加えて、3つとも語尾が「ない」で統一されていて、韻を踏んでいます。
 すっきりとした中に、リズム感や心地よさや形式美を感じる合言葉です。



 そんな話を友達にしたら、友達の子どもが通う小学校でも、こんな合言葉があるそうです。


 「はてな」


 何のことだか分かりますか?


  は…ハンカチ
  て…ティッシュ
  な…名札


 つまり、子どもが学校へ通う際、毎日忘れてはいけない持ち物3つの頭文字です。



 更に、算数の授業では、「はかせ」という合言葉があるそうです。


  は…速い
  か…簡単
  せ…正確


 一つの問題を解くに当たって、子どもたちから様々な解き方が出た後、教師が「色々な考え方があっていいのだけれど、その中でも、速くて、簡単で、正確な解き方がいいんだよ。そういう考えはどれかな?」と、子どもたちから出された多様な考えの優劣を吟味する際のものさしとして、大切なポイントの3つの言葉の頭文字を取ったものだそうです。
 「はかせ」という言葉については、「博士」の意味とオーバーラップさせて、「速く、簡単に、正確に問題を解けるような力を身に付けて、博士のように賢くなろう!」といった意味合いもあるのでしょう。

 実際の博士はと言うと、自分の研究を「速く、簡単に」なんて、効率的に進めようとは考えていないだろうけど…。緊急を要する問題を解決しようとするために頑張っている博士ならば、「速さ」を意識するだろうけど、そのために「正確さ」を失って、後で叩かれたのではたまらない。むしろ、「じっくりと、丁寧に」という感じでは?



 まあ、それはそうとして、「はかせ」のように、大切なポイントの頭文字を取って、記憶に残りやすいようにする工夫は、様々な場面で見られます。



 例えば、「料理のさしすせそ」というものもありますよね。


  さ…砂糖
  し…塩
  す…酢
  せ…醤油
  そ…味噌


 「味噌」の頭文字は「み」ですが、ここでは「そ」として取り上げられています。人によっては、「『そ』って『ソース』?」と連想して、周囲から「何で『ソース』だけ外来語なの?」などと突っ込まれたりすることもあるかも?
 ポイントが5つぐらいに増えると、やや形式美が損なわれてきたかな?という気はしますが、そうは言っても、料理に入れる調味料の順番に沿って、ちょうど「さしすせそ」の5つに当てはめているのは、実に見事です!



 また、体によい食品は、「まごわやさしい」は(孫は優しい)とされています。


  ま…豆
  ご…ごま 
  わ…わかめ
  や…野菜
  さ…魚
  し…しいたけ
  い…いも


 この辺になると、だんだん覚えにくくなってきました。7項目もあります。
 更に言うなら、「わかめ」と「野菜」は同列ではないでしょう。「野菜」という表現に合わせるなら、「わかめ」ではなく、「海藻」とすべきでは?
 また、ある人は、「『まごはやさしい』に発酵食品を加えて、健康な生活を送りましょう!」と言っていました。「まごわやさしい」でまとめたつもりなのに、更に付け足しているのです。これでは、きりがありません。



 また、歯科医院掲示板に、よく噛むことの効用をPRする目的で考えられた「ひとがすき」(人が好き)という合言葉を見つけました。

 ひ…肥満予防
 と…糖尿病予防
 が…がん抑制
 す…ストレス緩和
 き…記憶力アップ


 なるほど!これは覚えやすい!「ひとがすき」という合言葉も、その中身も、スッと頭に入りました。


 そう言えば、よく噛むことの効用をPRする目的で考えられた合言葉と言えば、かつては「ひみこのはがい~ぜ」卑弥呼の歯がいいぜ!)ではなかったでしょうか。
 印象的な合言葉だっただけに、「ひみこのはがい~ぜ」という合言葉自体は覚えていますが、その中身を全部思い出すことはできません。

 そこで、調べてみました。


 ひ…肥満防止
 み…味覚の発達を促す
 こ…言葉をはっきり
 の…脳の働きを活発に
 は…葉の病気防止、口臭防止
 が…がん予防
 い…胃腸の働き促進
 ぜ…全身の体力向上とストレス解消



 これだと、「頑張って、大切なポイントを網羅するような合言葉をつくったんだな!噛むことの効用はこんなにいっぱいあるんだな!」と思う一方で、「ひみこのはがい~ぜ」というユニークな合言葉自体は記憶に残るものの、8つの具体的な内容はちょっと多過ぎて覚えにくいのではないでしょうか。

 その反省もあって、今では「ひとがすき」に落ち着いたんでしょうか?


 やっぱり、覚えるんなら3~5つぐらいがいいのでしょうね。



 とは言え、私自身の体験として、7つの項目を見事に定着させた事例もあります。何十年も前のことですが、私は今でも鮮明に覚えています。

 それは、雑誌に載っていた「ドレミの歌」の替え歌でした。


♪ドはドリンクのド 
 レはレモンティーのレ  
 ミはミリンダのミ 
 ファはファンタのファ 
 ソはソーダのソ 
 ラはラムネのラ 
 シはシトロンよ  
さあ飲みましょう
 

 「ミリンダ」や「リボンシトロン」を知らない世代は、「ミルク」「シナモンティー」などと言い換えてもいいでしょう。「ドリンク」という言葉が他の言葉と同列でないと感じたなら、より具体的に「ドクターペッパー」でもいいでしょう。
 ただ、「ドレミの歌」に乗せて、色々な飲み物の名前をぴったりと当てはめていった楽しさと心地よさが、ここにはあります。だから、今でも忘れないでいます。

 当時、小学生だった私は、「これは面白い!」と思い、「怖いものシリーズ」で替え歌を作ってみました。


 ♪ドはドラキュラのド
  レは霊魂のレ
  ミはミイラのミ
  ファはふぁかば(墓場)のファ…


 …ここで止まってしまいました。「ファは『ふぁかば』のファ」とは、いかがなものでしょうか?言葉の形式美を追求するのは、難しいことなのですね。


 いずれにせよ、多くの内容でも音楽に乗せれば覚えやすいことが見えてきました。そう言えば、近所の書店では、歌いながら九九や都道府県を覚えるCDも売っていました。



 とは言え、「合言葉」の原点に立つならば、リズム・響き・美しさなど、言葉のもつパワーが発揮されるような「合言葉」を練りに練って、よりシンプルなものをつくり出していくことが大切では?


 やっぱり、シンプル・イズ・ベストっていうことかな。
 

 そう言いつつも、私のブログの文章、長いですけど。

小さな幸せを感じるひととき(120107) [育児]

 我が家では、いつも私と息子mog2世(現在、3歳4か月)が一緒にお風呂に入ります。

 私はまず、mog2世の体を洗い、先にmog2世を妻に預けます。
 その後、mog2世はパジャマを着ます。
 それから、私は自分の体を洗い終えて、お風呂から上がります。
 すると、それを察したmog2世が駆け寄ってきて、いいタイミングで私のためにバスタオルを届けてくれます。うれしい瞬間です。
 私にタオルを渡したmog2世は、タタタッとまた妻のところへ戻っていきます。その後ろ姿に、思わず笑顔がこぼれます。好きなんです、この光景。


 ところで昨夜、mog2世から受け取ったバスタオルで体を拭いた瞬間、思わず私は、
「あ~、このタオル、すごく気持ちいい。」
と言ってしまいました。タオルで体を拭いただけで、感動した自分がそこにいたのです。

 普段は、洗濯物を減らすために、mog2世の体を拭いたタオルを私も使っているので、私の使うタオルは少し湿っているのです。しかし、この日はたまたま妻がmog2世に、まだ湿っていないタオルを持たせたのです。
 別に新品ではないのですが、乾いたタオルを久し振りに使ったら、すごく心地よくて、自然とさっきの言葉が出てきたのです。
 何なのでしょうか、この価値観は?


 そう言えば、以前はあまり意識しなかったのですが、例えば、仕事の合間に飲むコーヒーとか、一日の仕事や子育てに疲れた後にやわらかい毛布にくるまった瞬間とか、そんな何気ないことでも妙に心が癒されるなあ、と思うことが増えてきました。

 そういうことですら幸せに感じるようになった私は、やっぱり年を取ったんだなあ、などと思いつつも、そんな感覚を大切にしたいな、と思いました。


 他に「小さな幸せ」と言えば、明日は休日という時に、mog2世や妻が寝た後、隣の部屋からその寝顔を時々見ながら、iPodに入れた大好きな曲を聴きつつ、取りとめもなくブログの記事を書いている時です。もちろん、自分のペースでビールを飲みながら。
 今日は、普通のビールに黒ビールを混ぜて、ハーフ&ハーフだなんて感じで、いい気分になっていますけど。う~ん、幸せ…。


 それにしても、「小さな幸せ」のツボって、きっと人それぞれにあるんでしょうね。「えっ、そんなことが幸せなの?」「確かにまあまあうれしいかとは思うけど、幸せっていうほどのことか?」みたいなものが。
 
 「あっ、俺、今日も目が覚めたよ。よかったなあ。朝日も気持ちいいし。」「歯磨きをしている俺の腕の筋肉の動き、鏡で見るとかっこいいな。」「新聞のチラシで、欲しかった生活用品が通常より10円安いのを発見!」みたいに、「小さな幸せ」を感じる達人になれたら、最高に幸せな人生かも。

新年への思い(120103) [くらし]

 あけましておめでとうございます。

 実は私、今年、年男です。
やがて、人気アイドルグループAKBの人数と同じ年齢になります。
「AGE48」といった趣の今日このごろです?


 2011年も終わり、2012年が始まりました。


 新年を迎えた今ごろになって恐縮ですが、まずは2011年の年末を振り返ってみたいと思います。


年末に忘年会に参加した人もいたと思います。
でも、楽しい思い出が多かった人からすれば、「忘年会」というネーミングには違和感を覚えるのではないでしょうか、「何でこの素敵な一年を忘れなくてはならないの?」と。
一方で、嫌な出来事が多かったとすれば、心の底から忘れたい一年でしょう…。

 「忘れたくない一年」だったか?「忘れたい一年」だったか? それは人それぞれでしょうが、新年を迎えるに当たって、例えハッピーな一年だったとしても、来年はそれに甘んじることなく、そこから更に一歩踏み出したいものです。そこに、人間としての成長・向上・楽しみ・喜び・やりがい・生きがいがあるはずですから。

 スポーツ選手で言えば、大会で1位になったことはハッピーなことです。でも、そこで満足してしまったら、更なる発展はありません。そこで、現状に甘んじる気持ちを「忘れて」、新たな目標を設定し、新たな自分になって頑張るのでしょう。そうすれば、自分がますます伸びていくイメージをもって様々な挑戦を続けることにつながり、失敗すら自分の財産として、充実した日々を送ることができるに違いありません。ポジティブにいきたいものです。


 とは言え、2011年は、3.11以来、日本がすっかり変わってしまいました。自分自身、これからどうなってしまうんだろう?と不安になってしまったり、前向きに明るく頑張ろう!と思ってみたり、気持ちの浮き沈みが激しい一年でした。


そんなこともあって、時々、今の自分のここを変えたい、と強く思う時があります。しかし厄介なことに、年を取れば取るほど自分を変えることは難しくなっていくように思えるのです。
しかし一方で、新しい年を迎えるに当たって、人は「今年こそは…。」などとめあてを立てたりもします。ぜひとも、自分を変える方法の一つとして、年末年始というきっかけを利用したいものです。


 私の記憶が正しければ(違っていたらごめんなさい。)、1979年11月に中野サンプラザで開かれた野口五郎さんのプレ10周年記念リサイタル「ロマンを着飾るあなたへ」のパンフレットに、こんな感じの文章が載っていました。


 今年最後の日の同じ時刻に、世界じゅうの人たち全員が、それぞれの思いや願いを込めて、空に向かって一斉に飛び上がったらどうなるでしょうか。みんながジャンプしたその一瞬、地球上に人類が一人もいなくなります。
 そして、人類みんなが同時に着地した瞬間に新年を迎え、新しい一歩を踏み出すことができます。


そんな、あり得ないのだけれど、人間の絆を意識したポジティブなリセットの姿をイメージしながら、2012年という新しい節目をスタートさせ、自分の成長につなげたい、と思ったりするのです。

そう考える時、自分自身を見つめ直す意味で、年末年始は実にありがたいチャンスだと思います。そんな意味も込めて、大変な時代なんだけど、「ア・ハッピー・ニュー・イヤー」と言いたいです。


 今年もよろしくお願いします。そして、みんながハッピーでありますように。


クリスマスとオヤジ・その3(120102) [くらし]

 前回、「クリスマスとオヤジ その2」ということで、かつて若かったころの自分とオヤジとのふれあいについての記事を書きました。

 「その2」で終わるはずだったのですが、「その3」を書くことになってしまいました。(クリスマスも終わり、新年を迎えたというのに…。)


 今回の「オヤジ」とは…、現在の私自身です。


 実は、クリスマスの夜、調子に乗って家でいっぱいビールを飲んで、そのまま寝たのです。


 そして翌朝、私は、妻の激しい怒りの声で叩き起こされました。

 よく覚えていないのですが、酔っ払った私が部屋をひどく汚したまま寝てしまったのです。そのことを、きれい好きな妻が許すはずもありません。

「飲み過ぎだよ!こんなに汚して!もう、これからずっとビール飲むのは禁止!」
 
 確かに申し訳ないとは思いますが、いくら何でも「ビール禁止」ってのは厳し過ぎやしないでしょうか。知り合いの人たちの酔った上での数々の「武勇伝」も知っているので、酔っ払いの失敗としてはかわいい方かとも思うんですけど。甘えでしょうか?


 まあ、考えてみれば、ビール等のお酒を飲まない妻からすれば、ビール好きの私が、ダラダラとビールを飲んでいるのをこれまでも時々見てきている訳で、
「もう、しょうがないわねえ。飲み出すと長くなっちゃって嫌だなあ。あんまり飲み過ぎないでよ。」
といった思いを抱いてきたことでしょう。

 その気持ちも分かるので、
「ごめん。昨日は飲み過ぎた。今度から適量を守るよ。」
と反省する私なのですが、妻の怒りはおさまりません。

 何と、こう言うではありませんか!
「だめ、だめ!絶対ビール禁止だからね!ひと口でも飲んだら、冷蔵庫の中のビールの缶を全部開けて、中のビール全部捨てるからね!」

 あのー、妻は私がビールを飲んだら、本当にビールを全部捨てる人です。そういう人であることは、私が一番よく分かっています。


 …という訳で、12月26日から12月31日まで、私はひと口もビールを飲んでいないのです。大晦日でさえも飲んでいないんですよ!ビール好きには耐え難い、ひどい仕打ちです…。


 このままではいけないと思い、私も作戦を立てました。

 そして、妻に、ユーモラスな感じを漂わせながらも、ビールを飲めない私のことを可哀想と思わせる方法を思い付きました。
 2006年のエア・ギター世界大会で、ダイノジの大地洋輔さんが世界一になってから、「エア・ギター」の存在が急速に世間に浸透しました。

 そこで私は、
「ビールが飲めないなら、『エア・ビール』だ!」
と叫び、缶ビールもないのに、缶ビールを飲む仕草を始めました。

 そして、
「プハー!やっぱり風呂上がりのビールはうまいねえ。」
「うーん、この瞬間のために生きているなあ。」
「このビール、のど越しのキレが違うねえ。」
「こっちのビールはコクがあって、しっかりと麦の味がするなあ。」
などと、一人芝居を始めました。

 更には、
「そう言えば、最近、大好きなココイチのカレーも食べていないなあ。よし、それなら『エア・カレー』だ!…あのー、すみません。5辛で、トッピングは…。」
などと、設定の枠をどんどん広げ、必死で盛り上げること約45分…。

 とうとう、妻が笑い出しました。
 そして、
「飲んでいいよ、新年だし。」
と言いました。
 やったー!久し振りにビールが飲める!

 …というわけで、1月1日には、ビールを飲むことができました!
 これからは、酔って失敗しないようにしないと、ね…。


 それにしても、この「エア・○○」って、様々な場面で使えそうな気がする…。

クリスマスとオヤジ・その2(111223) [くらし]

 前回の続編です。

 クリスマスシーズンにちなんで、クリスマスとオヤジに関する、なぜか忘れられない昔のエピソードをお届けする第2弾です。私自身も、すっかりオヤジなんですが…。

 今回は、初対面の「ぶっきらぼうなオヤジ」と過ごした実話です。


【エピソードⅡ;地下道のオヤジ】

 約20年前、当時の職場の忘年会が、クリスマス・イヴの夜に開かれました。今にして思えば、クリスマス・イヴにおける家族サービスの大切さを無視したようなスケジュールです…。

 その帰り道、地下道の壁に寄り掛かっていたオヤジが、
「おい、兄ちゃん。足くじいちゃってさ。階段がきついんで、地下道の向こうまで肩貸してくんねえか。」
と話し掛けてきました。
 ああ、あのころ確かに私は「兄ちゃん」でした。まだ若かったんだなあ、としみじみ…。

 まあ、それはそうとして、オヤジのその言い方がぞんざいで、正直なところ、格好もだらしなかったのです。年の瀬で金に困っていて、それこそ私が肩を貸した途端に刺されたらどうしよう?などと、一瞬戸惑いました。そもそも、こんなシチュエーション、初めてだったし。

 でも、何となくその言葉を信じ、足を引きずるオヤジと肩を抱き合いながら歩くことにしました。その時、
(この人、足が痛くて階段が辛いから、誰かが来るのを待っていたんだな。)
と思いながら…。
 
そして、地下道の階段を歩き終えたオヤジは、別れ際に、
「ありがとよ。」
と言いました。

 ちょっと警戒心が強い私なので、こんなこと、物騒な国や大都会だったらできなかったかも知れません。
 でも、クリスマス・イヴという日が、いつもより私の心を優しくしていたので、人を信じようという気持ちになったのだと思います。
 ぶっきらぼうなオヤジが照れたように口にした「ありがとよ。」という言葉を、プレゼントとしてもらったような夜でした。

 ぶっきらぼうなオヤジにも、メリー・クリスマス!


 そして、このブログを読んでいる人へ。

 色々と辛いこともあるけれど、クリスマスを一つのきっかけにして、人を信じて、未来を信じて、メリー・クリスマス!


クリスマスとオヤジ・その1(111221) [くらし]

 もうすぐクリスマスです。

 世界が、とてもロマンチックでムーディーな時間に包まれます。家族や恋人、友達と迎えるクリスマスは、きっと楽しいことでしょう。

 しかし、そんな雰囲気とは縁遠い人のカテゴリーがあるとすれば、その一つが、「ぶっきらぼうなオヤジ」ではないでしょうか。
「何が『メリー・クリスマス!』だ!グラスなんか傾けながら『乾杯!』とか言って、気分出しやがって。気取ってんじゃねえよ、この野郎!」
などと、つばを飛ばして絡んできそうなオヤジのことです。(俺もそうか?)


 今ではすっかり自分自身がオヤジになってしまいましたが、この時期になると、そんなクリスマスとオヤジに関する2つのエピソードが、なぜかいつも私の胸をよぎるのです。
 2つとも、私が20代後半だった時の話です。そのころは、私もまだオヤジではありませんでした。そんな時代の私が感じた出来事を、2回に分けて紹介します。

 今日はその一つ目。



【エピソードⅠ;ガソリンスタンドのオヤジ】



 12月になると、町じゅうがクリスマス・ムードでいっぱいになります。

 でも、私が当時住んでいたアパートの近所のガソリンスタンドに勤めていた、普段からぶっきらぼうなオヤジにとっては、
「ふん。クリスマスだからって、チャラチャラ浮かれてんじゃねえよ。やってられねえよ。」
と言いたくなるようなシーズンでしょう。
 表情も、どこかふてくされているように思えてしまいます。(オイオイッ、決め付けんなよ!?)

 しかし、そんなクリスマス・ムードそのものを否定するようなオヤジの働くスタンドにも、クリスマスツリーが可愛らしく光っていました。
 もちろん、オヤジの意思で飾ったものではないはずです。

 そんなスタンドに私はクルマで訪れ、給油してもらっていました。

 クリスマスには無関係みたいな顔をしたオヤジが給油している時、オヤジが着ているくすんだ色合いのアノラックの肩や背中を、ツリーのきれいな光が優しく照らしている光景を見ているうちに、
「ああ、全ての人にクリスマスは訪れるのだなあ。」
と、当然のことを妙にしみじみと痛感して、あたたかい気持ちになりました。

 ぶっきらぼうなオヤジにも、メリー・クリスマス!

スーパー定期って、どうよ?(111217) [くらし]

 ボーナスの時期ですね。

 以前は、ボーナスが出る度に銀行へ行き、自分で決めた一定の金額を「定期預金」という形でこつこつ貯めていました。

 しかし子どもが生まれてから、何かと出費がかさみ、それまでの金額ではとても貯金できなくなりました。それに、相変わらず不景気だし…。


 ところでこの間、私が通帳を持っているA銀行とB銀行から、はがきが届きました。以前、それぞれ銀行に私が預けた定期の「満期のご案内 兼 お利息計算書」でした。

 こんな時代ですから大した期待はしていませんでしたが、それにしても昔とは大違いです。
 私なりに頑張ってこつこつと定期で積んでいたお金の利息が、わずか数百円…。改めて利率を見ると、0.03%…。まあ、仕方ないかな。


 しかし気になったのは、「定期」のネーミングです。A銀行もB銀行も、「スーパー定期」と書いてあります。

 どこが、「スーパー定期」なんだ? 利息が、わずか数百円なのに…。

 こんなことを言うと、「利率がもっとアップする方法は、他にもありますよ。」という声が聞こえてきそうです。例えば、その都度、証書を発行してもらうとか。
 でも、私としては、一冊の通帳に継続してきれいに積みたいんですよ。自分の「頑張りの足跡」みたいな意味合いで。そういう美学をもった人もいるわけです。いくら利息がよくても、証書が数枚に及ぶのは何だか煩雑な感じがしてしまう私です。


 まあ、それはそれとして、とにかく気になるのは、「スーパー定期」という言い方です。「スーパー」でも「ウルトラ」でも「パワフル」でも「ハイパー」でも「デラックス」でも「スペシャル」でも「ゴールデン」でも「マックス」でも「グレート」でも「ワンダフル」でも「ブラボー」でもいいけど、かつての利息に比べたら、決して「スーパー」ではないと思います。
 
  「スーパー」を名乗る以上、「スーパーマン」とか「スーパーカー」とか「スーパーファミコン」とか「スーパースター」とかに負けないワクワク感やパワーを感じさせてほしいんですよ。


 もちろん、現在の日本経済が苦しく厳しいのは分かっています。

 だったら、現状に見合う表現って、何かな?

 「ささやか定期」
 「コツコツ定期」
 「かわいい定期」
 「プチ定期」
 「ちりも積もれば山となる定期」
 「石の上にも三年定期」

 これだと、商売にならないでしょうか。

 だったら、「こんな不況に負けないぞ!」という心意気をドーン!と押し出して、こうし
てみてはどうでしょうか?

 「ファイト定期」
 「ガッツ定期」
 「七転び八起き定期」
 「闘魂定期」
 「気合いだ定期」
 「ネバーギブアップ預金」
 「このままでは終わらないぞ定期」
 「くたばってたまるか定期」
 「這い上がってやる定期」

 かえって痛々しいかな?

 まあ、いずれにせよ、これまでのお付き合いもあるし、A銀行もB銀行もいつも誠意のある対応をしてもらっているので、2つの銀行に少しずつですが預金をして、今後の人生に備えたいと思います。意外と堅実派の私?それとも、心は既におじいさん?


 いっそのこと、銀行にとって赤字覚悟のこんな定期はどう?

 「ウハウハ定期」

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